浅田次郎『薔薇盗人』人には運命とかさだめとかいうものがあるのかなぁ。すべての人が幸せになれたらいいけれど、すべての人じゃなくても、せめて努力した人やけなげにがんばっている人には不幸にはなってほしくないと思う。で、本の感想は。短編6つともさくさくとおもしろく読めたけど、特におもしろいとも何か残るともなく。表題作の「薔薇盗人」はいまいちだったかな。★★★☆☆薔薇盗人/浅田 次郎¥1,575Amazon.co.jp